2018年03月18日

ノーザンハイブッシュ系晩生品種「カロラインブルー」

ハイブッシュ系最晩生品種としての期待「カロラインブルー」



カロラインブルー
導入前にはかなり期待をしていた品種です。導入の目的は我が家のハイブッシュ系の最晩生品種としてのポジションにつかせることでした。とりあえず接ぎ木苗を1本購入して味見して気に入れば量産する予定だったのですが・・そうなりませんでした。カロラインブルーに関して初収穫~現在まで一貫して言えること、それはとにかく酸味が抜けない。我が家で酸っぱいブルーベリーの品種を思い浮かべた際の筆頭候補にあがる品種です。そのまま1本だけ育てて続けてはいますがオーロラという極晩生品種の登場により我が家では急速に存在意義が薄れている品種です。

<樹>

樹勢:接ぎ木1本しか育てていないため不明。接ぎ木の割に成長は弱々しいなと感じますが苗ごとの好調不調はあるのでたまたまかもしれません。

豊産性:普通。この品種は冬の剪定のときにちょっと意識することがあります。それは1つの花芽から発生する花の数が少ないため他の品種と同じ感覚で花芽を切り落とすと収量が減るということ。花芽を多く残せば良いだけのことなのでそこに関しては特に欠点とは思っていません。

樹形:樹形自体は標準ですが長所として枝が硬いことが挙げられます。枝が柔らかい品種は結実させると身の重さで枝が垂れ下がって樹形が乱れたり果実が汚れたりといったデメリットがありますがこの品種はその心配がありません。ブルーベリーにおいて枝が硬いということは長所だと思います。

<果実>

大きさ:大粒。粒の大きさとしては満足できるレベルではあります。

味:酸味系です。色づいてからかなり時間を置いて完熟サインの出ているものを選んで食べても酸っぱいです。たまに酸味が消えて甘みを感じる実もありますが私にとって酸っぱい=ハズレですのでハズレ確率が多すぎて好きになれません。

特徴:1つの花芽から発生する花の数が少ないです

酸っぱいブルーベリーは人に勧められない


ブリジッタ、デニース、カロラインはオーストラリア産出の代表的なノーザンハイブッシュ系品種です。カロラインは結局果実に難ありのため苗の量産をしなかったので不明ですがおそらく暖地適正もあって自根でも栽培できる品種だったとは思います。この3品種は世間的にはわりと評価が高いように感じますが私の個人的な評価にはかなりの差があります。個人的には総合力で全ブルーベリー品種No1に推しているデニース、これは文句なしに個性派の超優良品種と評価しています。それに対しブリジッタとカロライン、この2品種はどちらも大粒だが酸っぱくて生食する気になれないという点で個人的な評価は低いです。

酸っぱいというのは個人的に好きでないというのもありますが人に食べてもらう際に最も気にしています。ブルーベリーに対しての世間一般のイメージは果物というよりはサプリの材料。ブルーベリーを良く知らない人に収穫したブルーベリーをすすめて「なにこれっ甘っ!旨っ!しかも思ってたよりでかっ」と言わせたら勝ち。逆に「酸っぱ~。う~んブルーベリーってやっぱり想像してたとおりの味だね~」なんて言われたら負けというのが私の価値観です。
ですので人に勧める上で重要なのは最初の一粒目で絶対に酸っぱいハズレ果実を口にさせないこと。カロラインのような完熟サインがあっても酸っぱい可能性のある品種は私的には無しです。
丁度良い機会というか現在病気で瀕死の状態ですのでおそらくこのまま栽培終了とする可能性が高いです。

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