2018年03月02日

ノーザンハイブッシュ系早生~中生品種「プル」

ハイレベルなブルーベリーの兄弟品種


ニュージーランド産ノーザンハイブッシュ系3品種とはプル、レカ、ヌイを指すのですがこれらは同じ親を持つ兄弟品種です。我が家ではプル、レカがあるのですが比較すると暑さに強い、剛健、高収量、酸味系で色づいてから日数が経てば濃厚な味に化けると似ているところが多く総合力はどちらの品種もかなり高いです。

<樹>

樹勢:強いです。ハイブッシュ系最強(たぶん)のレカほどではありませんが流石レカの兄弟品種なだけあって一般的なハイブッシュ系に比べて成長は良く暑さにも強いです。

豊産性:収量は多いです。レカに近いものを感じます。

樹形:樹形自体は特に癖のない標準的な成長をしますが枝に特徴があります。肉眼で確認できるほどに産毛がびっしり生えており埃や汚れを吸収するためか「カビで覆われてる?」と一瞬思うような見た目の悪い枝も多いです。

<果実>

大きさ:中粒に近い大粒品種です。

味:酸味系です。完熟サインが出ても1週間以上は樹上に置いておいてようやく甘くて濃厚な味になります。その関係で収穫時期の見極めがやや難しいです。

特徴:ニュージーランド産ノーザンハイブッシュ系3品種のうち『香り』を特徴とします。

『レカ』と『プル』の優劣の差は病気の発生率


プル、レカ、ヌイにはそれぞれに特徴がありプルは『香り』、レカは『高収量』、ヌイは『大粒』です。ブルーベリー界で大粒と言えばチャンドラーが代名詞ですしスパルタンはじめ500円サイズの極大粒を狙える品種は数多くあるので大粒を特徴とするヌイには私はあまり興味が持てず導入していません。なのでヌイを除いたプル、レカでの評価になりますがこれらは必ずしも香りしかない、高収量しかないというわけではなくどちらも兼ね備えているが敢えて言えば香りや豊産生に差がある兄弟品種です。

品種自体の能力はプルとレカのどちらも優秀です。家庭菜園のレベルでは果実の大きさと品質でややプルが上回る印象なのですがプルに関しては大きな欠点が一つ(※)。現在接ぎ木1本、挿し木2本と計3本のプルを育てていてそれぞれ違うところにあるのですが全てマミーベリーが重度に発生しています。最も栽培本数の多いスパルタンなんかは全く発生しない病気なので明らかにマミーベリー抵抗性の無い品種です。これさえなければハイブッシュ系屈指の総合力の高さなのですが・・今後栽培本数を減らすことはあっても増やすことは考えていない品種です。
(※)プルがマミーベリーに抵抗性がないのは間違いないと思いますがレカが抵抗性を持つのか持たないのかというのは我が家の少数本栽培では断言できないところです。

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