2018年02月28日

ノーザンハイブッシュ系早生品種「ハンナズチョイス」

激戦区の中では存在感イマイチな品種「ハンナズチョイス」


ハンナズチョイス、ハンナチョイス、ハナンズチョイス、ハーナンズチョイースetc同じ品種なのですが色々な名称で販売されています。早生の果樹というのは早いだけが売りで小さくて味がイマイチなど果実品質が劣る傾向が強いですがブルーベリーに関しては真逆。シーズンの始まりであるハイブッシュ系早生の区分が優秀品種揃いの最もレベルが高い時期だと思います。能力的には悪くないけどオールスターの中では存在感の薄い哀しい品種。それが私の持つハンナズチョイスの印象です。

<樹>

樹勢:やや弱~普通。当地でも自根で育つので耐暑性も一応ありますし収穫しても枯死するほど衰弱はしません。ただその年はほとんど新鞘が出ない。翌年は花芽が出ないなどへなちょこ品種の素質を感じます。

豊産性:やや少~普通。樹にダメージを残さない範囲で自根で栽培収穫となるとかなり収量は制限されます。

樹形:良い。あきらかな直立性で横に伸びる無駄な枝の発生は少なく樹形はきれいに仕上げやすいです。

<果実>

大きさ:大~特大。結実数を減らせば特大果も発生するが・・

味:普通に美味しい。特にではなくあくまで普通に・・

特徴:
真菌による果実の病気マミーベリー(Mummy berry)にやられやすい品種です。我が家でマミーベリーに弱い品種ベスト3に入ります。

ハンナズチョイスの小さな長所と大きな欠点


ポテンシャルはお世辞にも高いとは言えません。大粒品種ですが同時期だと一般品種でもオニールやスパルタンがあります。自根で収穫が出来るという点ではスパルタンに比べ長所ですが自根での剛健性や収量はオニールの方が上です。接ぎ木にすれば剛健性が確保できますが果実に関してはスパルタンの圧勝ですので接ぎ木を作るならもう1本スパルタンの接ぎ木を増やします。敢えてハナンズチョイスの接ぎ木を作りたいという熱意はありません。中途半端な優等生といった印象で影が薄いところにマミーベリーが重症化しやすいという大きな欠点があります。
極早生や極晩生といったライバルの少ない時期ならありかもしれない品種ですが早生の中にあっては厳しいです。我が家での栽培終了の筆頭候補となっています。

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