2018年03月08日

ノーザンハイブッシュ系中生品種「ブルーレイ」

現代でも通用するビッグ7「ブルーレイ」の実力


アメリカで定められたビッグ7のうちの一つの品種です。当時の優秀な7種類の大粒品種がこれに選ばれたのですが設定されたのは1949年から1959年の約10年間の間です。毎年のように優れた特性を持つブルーベリーの大粒品種が発表されている現代でこのビッグ7という肩書きがブルーベリー界のトップレベルを指しているとは思えません。しかし逆に言えば大粒でそこそこの品質の果実であるということが歴史的に評価されているとも言えます。新品種と異なりパテントやライセンスといった縛りがない、入手しやすい、安価、それでいて総合力はそれなりに高い。意図的に注文して入手するほどの品種ではないにしろとりあえず店頭でみかけることがあったなら買って損はない品種とも言えるかもしれません。

<樹>

樹勢:若木のうちは強いです。耐暑性もありますので育てやすいというのが第一印象なのですが・・樹齢を重ねるとなんだかしょぼんとしてしまう印象です。

豊産性:若木のうちは豊産性で順調に収穫できました。この数年はマミーベリーのせいでろくに収穫できていません。

樹形:標準的な直立性で仕立てやすいです。

<果実>

大きさ:大粒品種です。

味:ブルーレイ独特の良い風味があります。スパルタンやオニールといった高品質な果実と比べても甲乙付けがたいレベルで果実だけならかなり高評価をしています。

特徴:
マミーベリーに弱く我が家では3本中3本とも重度に発症しています。

長所も大きいが短所も大きい品種


育て始めの数年間は樹も強くて大粒で風味の優れる果実が収穫できるのでお気に入りの品種だったのですが樹が成熟してからの勢いがいまいち感じられません。それに加えてマミーベリーの発生が年々重症化していくことも考えるとあまりお勧めできる品種とは言えません。株の若返りとマミーベリーに汚染された枝の一掃のため育成している3本とも株元から切り戻しをしてみたことがあります。他の品種ならリセットされて若くて太い枝がぐんぐん伸びるのですがこの品種に関しては活気が出ずにそのままサイズダウンしてしまうイメージです。

マミーベリーの方はどうなったかというと再収穫が始まって1~2年は沈静化したのですがその後再発しています。今後薬剤塗布も検討していきたいところですがそもそもマミーベリーに抵抗性のある品種もある中でこのデメリットはちょっとね・・。プルもそうですが長所は多くても病気に弱いというのはかなりのマイナスポイントです。栽培終了するかは分かりませんが栽培本数は減らす予定の品種です。

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