2018年03月09日

ノーザンハイブッシュ系中生品種「ブルークロップ」

ノーザンハイブッシュ系標準品種「ブルークロップ」


ビッグ7の中の一品種でありノーザンハイブッシュ系の標準品種とされている品種です。ところでこの標準品種という言葉なのですが品種の評価をする際に基準とされる品種です。ただしその基準というのは収量や樹勢などの全ての項目が平均値くらいといった意味合いではなくその地域で最も普及率の高い品種が選ばれます。実際ブルークロップは当時の大粒の品種の代表格であったビッグ7のうちの一つですので現在ならともかく当時は大抵の品種より大粒であったはずです。ですので標準品種であるブルークロップより大きい、小さいというのは平均的な大きさより大きい、小さいとは違った意味になります。あくまで標準品種と定められた時点でのアメリカの事情のよる設定であり日本において標準品種という言葉が意味を持つのかどうかは疑問に感じるところです。

<樹>

樹勢:ノーザンハイブッシュ系ですが耐暑性は強い。ただ樹が成熟してからの勢いがあまり感じられません。ブルーレイの兄弟品種であり似たものを感じます。

豊産性:結実過多気味にしてもそれなりに大粒を維持できますのでそのあたりは優秀だと思います。

樹形:普通です。

<果実>

大きさ:大粒です。

味:酸味系です。酸味系が好きな方が評価すると違うかもしれませんが甘み系が好きな私としては酸味の主張の激しい割に甘みが足りず生食できません。収量は多いので私にとっては加工用の品種です。

特徴:ビッグ7。ノーザンハイブッシュ系標準品種。

名実共にブルークロップが標準品種の地域ってどこかにあるのだろうか


サザンハイブッシュ系の標準品種であるオニールやシャープブルーは当地のブルーベリー農園の主力品種でありブルーベリー苗を扱う大抵の園芸店なら置いている品種です。この辺ではサザンハイブッシュの中で栽培されているランキング1位、2位を確保していると思います。広く普及しているという標準品種の条件に合致します。それに対してノーザンハイブッシュ系の標準品種であるブルークロップ。
私は自宅から半径50kmくらいの数十軒のホームセンターの園芸コーナーや園芸店は全て網羅したつもりですがその中でブルークロップを見かけたのは2軒だけ、そのうちの一軒は品種の正確性の信頼度が激低の某大手ホームセンター(別記事で紹介予定)でした。

暖地だからといってこの辺でノーザンハイブッシュ系が売られていないわけでもないですし、耐暑性もある品種なので人気と実力があれば当たり前のように扱われていても不思議ではないのですがとにかく見かけることがありません。寒冷地の園芸店を巡ったことがないのでなんとも言えませんが少なくとも当地ではブルークロップは一般的な品種ではなく育てている人はブルーベリー愛好家を除くとほとんどいないと考えられます。

世間の評価はあまり高いとは感じないブルークロップに対する私の個人的な感想を言わせてもらうと・・・
『なんでこいつが標準品種に選ばれたんやろ
大粒で収量が高いというのは分かりますが兄弟品種であるブルーレイの果実のように「うまっ」と言わせる魅力を感じません。むしろブルーレイを選べば良かったんじゃないんか?

もしかしたら気候的な面で本来の味が引き出せていないのかもしれません。それと酸味系品種の好き嫌いもあると思うので暖地での栽培条件で甘さ重視の人間の意見ということでお願いします。
豊産性はいいが酸っぱくて生食できないから±0であまり育て続ける意味が感じられず結局我が家では栽培終了した品種です。

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